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コラム|浜松市中央区で歯医者をお探しの方は【根上り松せいと歯科】まで

【浜松市の小児歯科】子どもの矯正は何歳から?相談と治療を始める時期

 

「子どもの矯正は、早めにしたほうがいいの?」「永久歯が生えそろってからでは遅い?」
お子さまの歯並びやかみ合わせが気になっても、いつ相談し、いつ治療を始めればよいのかはわかりにくいものです。
小児矯正に適した時期は、永久歯への生えかわりや顎の発育、かみ合わせによって異なります。

今回は、小児矯正を検討する時期と、それぞれの成長段階で行う治療について解説します。

院長

片岡 聖 院長

院長略歴
北海道医療大学歯学部 卒業
愛知学院大学歯学部 高齢者歯科学講座 入局
静岡歯科にてインプラントセンター長として勤務
佐古歯科医院勤務
根上り松せいと歯科開院

【小児矯正を始める時期】お口の成長段階で決まります

小児矯正を始める時期は、何歳がよいと一律に年齢で決められるわけではありません。

おもな開始時期は前歯が永久歯へ生えかわり始める6歳ごろですが、かみ合わせによっては4~5歳から治療を検討することがあります。
永久歯がそろった後も、その時点の歯並びに合う矯正治療が可能です。

相談は6歳まで待つ必要がありません。気になる歯並びがあるときにお口を確認し、治療を始める時期を判断します。

【4~5歳ごろ】乳歯のかみ合わせを確認しやすい時期です

4~5歳ごろは乳歯が生えそろい、永久歯への生えかわりが始まる前の時期です。
乳歯の歯並びが比較的安定しているため、上下の歯がどのように噛み合っているかを確認できます。
受け口や、噛んだときに下顎が左右へずれる状態などでは、乳歯の時期から治療を検討する場合があります。
顎が成長している時期に、かみ合わせを整える必要があるかを判断するためです。

ただし、4~5歳になったら、すべての子どもが矯正治療を始めるわけではありません。
お口の状態や装置を使用できるかどうかを確認し、治療を始める場合と、成長を確認しながら待つ場合にわかれます。

【6歳ごろ】永久歯が並ぶ空間を確認できる時期です

6歳ごろになると前歯の生えかわりが始まり、乳歯と永久歯が混在する時期に入ります。
永久歯が実際に生え始めることで、歯が並ぶ空間が足りているか、上下の顎がバランスよく成長しているかを確認しやすくなります。
このため、6歳ごろは小児矯正を始めるおもな時期とされているのです。

ただし、永久歯が生える時期や順番には個人差があるため、同じ学年でも治療を始める時期は異なります。


参照:公益財団法人日本学校保健会|「生きる力」を育む学校での歯・口の健康づくり改訂版(令和元年度改訂)p37~40 >

 

【永久歯がそろった後】歯の位置を細かく整える「おとなの矯正」を始められます

永久歯がそろった後も、矯正治療を始められます。
この時期は、永久歯が並ぶ空間を整えることより、すでに生えている歯の位置や向きを調整する治療が中心です。
永久歯が生えそろったお子さまには、大人と同じようにワイヤーを使用する矯正方法をご案内することがあります。
すでに6歳を過ぎていても、相談が遅すぎるわけではありません。
現在の歯並びやかみ合わせを確認し、その時点のお口に合う方法を検討します。

【まずは矯正相談へ】矯正治療が必要なのか、始める時期などを確認できます

子どもの矯正時期は、保護者の方だけで判断が難しい場合もあるため、小児矯正歯科で診察を受け、歯の生えかわりや顎の発育を確認することをおすすめします。

このような歯並びや癖はありませんか?

次のような様子が見られる場合は、一度ご相談ください。

✓下の前歯が上の前歯より前に出ている
✓上の前歯が大きく前へ出ている
✓噛んでも上下の前歯が閉じない
✓歯が重なって生えている
✓永久歯が生える場所が足りないように見える
✓噛んだときに顎が左右へずれる
✓乳歯が抜けた後、永久歯がなかなか生えてこない
✓指しゃぶりや舌を前へ出す癖が続いている
✓口が開いている時間が長い
✓食べものを噛みにくそうにしている

該当する項目があっても、必ず矯正治療が必要になるとは限りません。
診察で現在のお口を確認し、治療が必要かを判断します。

【治療方法】診察と検査の結果から検討します

診察では、乳歯と永久歯の生えかわり、永久歯が並ぶ空間、上下の顎の大きさや位置、かみ合わせなどを確認します。
必要に応じて、お口の中の写真や歯型、レントゲンを用い、歯ぐきの中にある永久歯の位置や向きも調べます。
検査結果をもとに、すぐに矯正治療を始めるのか、お口の変化を確認しながら適切な時期を待つのかの診断をうけましょう。
すぐに治療を始めない場合もあります。定期的な診察を受け、永久歯の生えかわりや顎の発育を確認します。

【治療の決定】相談した日に治療を決める必要はありません

初回の矯正相談では、歯並びやかみ合わせについて気になっていることをうかがい、現在のお口を確認します。
その後、矯正治療を希望される場合は、必要な検査へ進むのが診療の流れです。
検査結果と治療方法、期間、費用などの説明を聞いてから、治療を始めるかどうかを決めていただけます。
疑問や心配なことが残ったまま治療を始めることはありません。
お子さまと保護者の方に治療内容をわかりやすくお伝えし、ご納得いただいた上で進めてまいります。

【矯正装置の種類】成長段階に応じて異なります

小児矯正で使用する装置は、歯並びやかみ合わせ、治療の目的によって異なります。

成長期に使用する「床矯正装置」

床矯正装置は、お口の内側に装着するプレート状の装置です。
歯列の幅を少しずつ調整し、永久歯が並ぶための空間を整えます。
多くは取り外しできるため、食事や歯磨きの際に外せるのが特徴です。

装置の種類やお口の状態に応じて違いはありますが、おもに1日12~14時間程度を目安に装着していただきます。
必要な使用時間や装着方法、お手入れの仕方は、治療前に詳しくご説明します。

床矯正装置は、すべての歯の位置や向きを細かく調整する装置ではありません。
床矯正後は永久歯の生え方やかみ合わせを改めて検査し、必要に応じて次の治療を検討します。

永久歯列期に行う「ワイヤー矯正」

永久歯が生えそろったお子さまは、ワイヤー矯正をご案内することがあります。
ワイヤー矯正は、おとなの矯正治療と同様に、歯にブラケットを取り付け、ワイヤーの力を利用して歯を動かす方法です。
歯の位置や向き、高さを一つ一つ調整し、歯並びとかみ合わせを整えます。

永久歯がそろっていても顎の成長が続いている場合があるため、レントゲンやお口の検査で状態を確認してから治療計画を立てます。
装置はご自身で取り外せません。治療中は装置を付けた状態に合う歯磨きの方法をお伝えし、むし歯や歯ぐきの炎症を防ぐためのケアも行います。

小児矯正を始める前に確認しておきたいこと

矯正治療では、一定の期間にわたって装置を使用します。
お子さまが治療内容を理解し、保護者の方と一緒に続けられるかどうかも、治療を始める時期を決める要素です。

装置の使用方法や通院について確認しましょう

取り外し式の装置は、お子さま自身で着脱する場面があります。
装置を使う時間や保管方法、お手入れの仕方をあらかじめ確認しておきましょう。
治療中は歯の動きや顎の発育を確認するため、定期的に通院していただきます。
成長による変化に合わせて、装置を調整したり、治療計画を変更したりすることもあります。装置を使用する理由をお子さまにもわかりやすくお伝えし、ご家庭で続けやすいようにサポートいたします。

治療期間や費用、注意点もご説明します

矯正治療の期間は、歯並びやかみ合わせ、使用する装置、永久歯の生えかわりなどによって異なります。また、矯正治療は原則として自由診療です。
当院では、治療方法や期間、費用、メリット・デメリットを治療前に丁寧にご説明します。
装置の使用中は、一時的に痛みや違和感が出ることがあります。
装置の周りに汚れが残るとむし歯のリスクが高まるため、毎日の歯磨きと定期的な確認も重要です。

お子さまの歯並びが気になった時点でご相談ください

小児矯正を始めるおもな時期は、前歯が永久歯へ生えかわり始める6歳ごろです。この時期は、永久歯が並ぶ空間や顎の発育を確認しやすくなります。
ただし、乳歯のかみ合わせに治療が必要な場合は、4~5歳から始めることがあります。
また、永久歯がそろった後は、ワイヤー矯正によって歯の位置を細かく整えることができます。

つまり、年齢だけで治療時期を決めるのではなく、お子さまのお口がどの成長段階にあるかを確認することが重要です。
お子さまの歯並びやかみ合わせが気になったときは、当院へご相談ください。
お口の状態を丁寧に確認し、治療の必要性やお子さまに合った開始時期をご説明いたします。

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